アダルト ボイス [萌えボイス]
 
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萌えボイス作成
 

声優名 東雲沙紗 [声優詳細情報]
価格 1948円 文字数 6267文字
サイズ 95714.1 KB 公開日 2023年3月5日
声のタイプ 「私、そんな事をする為に〜」(クールな女性) ファイル形式 zip
売れ行き
 この作品の販売回数 : 0回
タイプ アダルト作品
作品内容
 「切腹」をテーマとした女性の快楽、終局の全て、至上の幸福を描いた朗読内容です。 ※一部過激な表現描写がございます。ご注意下さい。

台詞
華美な終局
緑に囲まれた伊豆高原のホテルのプールサイドにヌードで立ったのは美貌の映画女優だった。しかも彼女は白布の包みから短刀を取り出すのだった……!

小麦色の裸女
大きく形よく張り切った胸、位置の高い引き締まったウエストから再び広がる腰の線。鳩尾から、浅いけれどもはっきりとした窪みが正中線を縦に走り、その行く手には丸い臍が、ふくよかに盛り上がった腹に深く食い込んでいました。下腹部はムッチリと張りながらも、少しも無駄がなく引き締まっていて、そのなめらかな曲線がビッチリとのびる太腿に合するあたりに、鮮烈な黒さを見せる女性の影が位置をしめていました。

スンナリと伸びた足の線にも、寸分の無駄もなくバランスが取れていたのです。
彼女は、全身をひねりながら熱っぽい視線を自分の裸身に沿わせていきます。プリプリと引き締まったお腹や腰の筋肉が濃い小麦色の肌の下で躍動するのは、とても健康的で、リズミカルでした。

それまで私は、彼女の美しさにばかり心を奪われて呆然としていたのでしたが、恥じらいともなんとも言いようのない気持ちに全身がかっと火照るのを、とても抑えきれませんでした。
気づいてみると、彼女は全身どこにもお化粧らしいものはしていなかったのです。でもたった一つの例外として、その長いすっきりした指先に施された濃いピンクのマニキュアだけが、手の動きにつれて宝石のように輝いていたのを覚えています。

次第に色取りを加えて明けていく夏空、木木の濃いミドリの中にたたずむ彼女のヌードは、まったく自然に完全に融合され、いささかも不自然さを感じさせない美しさだったのです。


至上の耽美高尚

「切腹」ということばが、私にとってただならぬ意味を持ち始めたのは、ちょうどそのころでございます。
「切腹」———それは、私にはとても達しえない至上で高尚な、しかも甘美なものに感じられたのでございます。私には「切腹」が女性の業といえる悲哀感を感じさせるのに、ただならぬしびれを覚えるのでした。

一刻も早くお腹を自分の手で思いのままに掻き切りたいという激情を内に冷静に押さえてあくまでつつしみ深く、細々とした儀式ともいえる手順を一つ一つしとげて最後の瞬間に向かっていくよろこび——遂にすべての思いを刃先にこめ、我とわが腹深くつらぬき、苦痛に全身をしびれさせつつ、押えに押えていたものを一気に曝け出し、つつしみもあらばこそ、あられもない姿でもだえつつ、お腹を切り裂くよろこび——ああ、なんという素晴らしい瞬間でしょうか。

右手握った短刀
私は、我とわが目をうたがいました。でも、高梨美枝がその鋭い切っ先をさか手に我とわが腹に構えているのは、まさに目の前で起きている現実だったのですだったのです。

私は、全身をわななかせ、ただもうバカのようになって彼女のすることを目で追うほかはなかったのです。

彼女は一度、短刀を口にしっかとくわえると、じゃまになる布きれやビニールなぞをくるくるとひとまとめにして遠い水面に投げ捨てたのです。何か重りのようなものでもはいっていたのでしょう、鈍い水音とともにそれは石の
ように沈んでしまったのです。

今や、ステージの中央には、全裸の高梨美枝と右手に握られしれた短刀があるだけでした。今まで自然の背景に溶け合っていた彼女の裸身は、にわかに女性らしく艶めいて、しかもとても際疾い物に思えて来たのでした。

彼女は濃い眉をきりっと引き締め唇をきっぱり結んでいました。その短刀を見下ろしている両眼は、異様な輝きを増し、まるで別人のようでした。

彼女は左手で、前にこぼれかかる黒髪を耳の後ろにかき上げ、ゆっくりと艶めかしく指先をすべらせて胸の盛り上がりをなぞり、からだの線に沿ってウエストから下肢にゆっくり指先をすべらせていきます。恐ろしいほどの静けさの中でかすかに開いた唇から熱い吐息がもれるのを聞き逃しませんでした。

左指はゆっくりと下肢を押し揉んで、隈無く這い回り、ついに大胆に、恥じる気配もなく、太ももの間に滑り込んでいくのです。リズミカルな指の動きが全身に短い痙攣を引き起こし、輝く両眼はもう何も見ていないようにじっと細められて中空に据えられていました。

彼女は今や、大きな力でもてあそばれているのでした。陶酔の極致を前に、彼女の両眼を大きく見開きました。でも、その潤んだ瞳には何もう映らず、すべてを超えた喜びと、これからはけ口を見いだそうとする激情が炎のように渦巻き、全身が艶やかに上気してまるで光り輝くように思えました。それは、内から燃え立つものを受け止めかねているかのようでした。

やや両足を開き、立ったままで彼女は右手の短刀を、丸く丸く張り詰めた下腹と太ももの間にかまえ、肩で息をつきつつ、じりじりと、青白い刃先をその小麦色の肌に寄せていきます。それは恐ろしいコントラストでした。

慎重に左指に導かれて位置を決めた刃が一度、肌にかるくあてられるとそのまますっと止められたのです。荒立つ呼吸を押さえて大きく息を詰めた彼女の全裸の肌から、バラ色の炎がめらめらと燃えたつように思えました。

その恐ろしい緊迫感、私はほとんど耐えられる緊張の限度でした。何かすべてが遠くにあり、渦巻くような感情に、座っているベンチの端をしっかと握り締めていたのです。もう私の目には、彼女の表情も何もはいりませんでした。ただ、あるものは丸やかに張った茶色の肌と、それを狙う短刀の冷たい光沢だけでした。

こめかみで打つ脈が頭の中でガンガンと鳴り響き、ほとんど何もわからなくなったのです。  
出し抜けに、彼女の肩が大きく揺らぐと唇から荒い吐息が長く漏れたのです。
あまりに高まり切った緊張を俄に中断された私は、目の前が暗くなり本当にしばらく気を失っていたのではなかったかと思います。

私が気づいた時、彼女は右手の短刀をおろして左手で胸を抱き締め、肩で荒い息をついていたのです。それは、ほんとうに悩ましげで、せつなげでした。あまり高ぶりすぎた心がかえって短刀を腹に突き立てるきっかけを失わせてしまったのではないでしょうか。

しばらく両眼をとじて荒立つ息をととのえた高梨美枝は、再び右手の短刀を取り直すと、足もとを確かめるように踏み締め、前よりもやや足を開き気味にしっかりと踏み止めたのです。

前よりさらに慎重に、ふるえる左指に導かれた刃先は左太ももの付け根に近い丸やかな曲線にねらいをつけてぴたりと止められました。
再び左指が裸の肌をすべって、あの自己愛の悩ましい儀式を繰り返し始めたのです。すでに高まり切っていた体は、すぐに反応を示し始めました。それをはぐらかすように、わざとゆっくりと肌をたどる指先、肩が波打ち、豊かな胸が喘ぐのを、私自身あえぎながら見守るのでした。

今や私の目にも、彼女がクライマックスへの急坂を一気にたどりつつあることがはっきりわかりました。
大きく息をつくと、喘いでいた肩の動きが止まり、荒い息づかいが俄に途絶えた恐ろしい静けさ。瞬間、私自身の荒い息づかいが俄に大きく響き、胸苦しい高ぶりに思わず胸を抱き締めていたのです。目眩く緊張の中で、意志の力が彼女への視線を向けさせていたのです。目の眩むように渦巻く視線の中に、ただ引き締まった太ももの付け根に構えられた短刀がクローズアップしているのでした。

暁光をはねかえして
キラッ、暁光をはねた短刀!
「ブシッ!」張り詰めた肌を突き破る、まぎれもない響き!
「ウウッ !」 
ああ、とうとうやった。ついに高梨美枝は、その美しい腹に短刀を突き立てたのです。
力あまって前のめりにのめり込んだからだのかげから、赤黒い一条の流れが光りつつ、するするとのびると、左の内ももをすばやく伝って、ひざがしらからステージの上に点々と真紅のスポットを描き出したのです。


ぐいっと体をおこした高梨美枝のあの丸やかな左下腹に深々と突き刺された短刀、刃の輝きは悉く腹中に没し、こぶしが直接腹に当たっているのがはっきりと見えました。はやくも刃に巻いた白布に血潮が滲んでいます。
唇を噛んだ高梨美枝は、息を計る間ももどかしげに、片手引きが右へ。
「ウムッ!……ウッ……」
力をこめた短刀がぶるぶると振るえ、弾力のある肌が、それに抗って右へ歪みます。
然し、深々と刺された刃は、根が生えたようにびくとも動きません。丸でそれを予期していたかのように彼女は頷くと、
「なんの……こうして」と一声「ウッ!むっ!アッ!あッ……あ」右手首でぐりぐりと刃を抉りつつ、抉り立てたのです。
ギラッと刃が血潮の中で仰け反り、ぶりッぶりッと弾けるように断ち切られる肌からむくむくと血潮が吐き出されます。忽ち左下腹部と太股を彩り、激しくステージに滴るのでした。
「うッ!うむッ!むッ……むッ」
滾り立つ激情を刃先に込めて、一思いに引き回そうと裸身を震わせる高梨美枝。
「なん、なんの、なんのッ。ま、まだ、一寸……むッ!こ、こうして……むッ!」
一かき一かきぶりッぶりッと切ない響きを残して、刃は下腹の一番脹よかな張り出しを右に——
「こ、これで、二寸……ま、まだッ、うッ!こうして……」
益々激しさを加える出血、下肢を彩る紅のウェール。踏み締めた足ともに次第に広がっていく血だまり。
「なんのッ、うッ!もっと……うッ!むッ!」
急き立てられる様に煽り立てる刃。
「まだッ !むッ、うッ……うむッ!」
澄んだ朝の静寂を破る彼女の若々しい張りのあるう呻き。
「うッ……なんのッ!」
すでに何も見ていない視線。恍惚が苦痛か見分けがたい引き攣りが、その美貌を歪めて走ります。
「ま、まだッ!ま、まだ……うむッ!なんのッ!……ああ……」
ぎりぎりと、遮二無二肌を掻き切った刃は正中線の所で止まり、肩が大きく波打ち、豊満な胸が荒々しく喘ぎます。
「き、切った……と、とうとう、本当の、本当の切腹……ず、随分痛い……痛いわ……ああ……ま、待っていたわ……ああこ、この痛み、ああ、なんて、なんて……嬉しい……嬉し……も、もっと……切る、切るわ……」
激しい息遣いに運ばれてきた切れ切れの告白が炎のように、私の耳を打ちます。
傷口が肌の弾力に引かれて大きく開き、その上側はじぐざぐの無残な切口を、まっ黄色な脂肪の房が爆ぜかえって、小麦色の肌と恐ろしいコントラストを示していました。
その下側は、溢れる血潮に覆われて、べっとりと血潮に血潮が染め上げ、素肌も見えないほどです。

苦悶の最期
ただ、体を戦慄かせて、呆然と見守る事しか出来ない私でしたが、丸で脳に焼き付けられたように、細々とした出来事を総て覚えているのはどうしたことでしょうか。
正中線に止められた短刀は、やや抜け気味に、その青白い刃が脂に塗れ血潮を弾き鈍く無気味に輝いていました。開いた傷の左はじに、ああ、何と言ったらよいでしょうか、ひどく異様な生々しいピンク色の塊が僅かに覗いていました。
それは、嫌らしいまでに活き活きとして、濡れたようにぬるぬると光るさまは、余にも異質に凄まじく感じられました。
無意識にそれを左掌に押さえ込んだ高梨美枝、息を整えた彼女は、
「み、右腹までよ……もっと右まで……潔く切る……切るわ……」
張りのある彼女の声は、私に話しかけているとしか思えなかったのです。悩ましげに強く顰めた眉に決意を秘め、
「こ、こうして……うッ!————うえーッ!むッ」
再びあの絢爛たる血の饗宴に挑むのでした。気力の限りを奮い立たせて、刃はぶりッ、ぶりッと肌を切り裂き、右へ進んで行きます。
「せ、セップク……ああ、切腹……まだッ、もっと……あツッ、むッ!」
流石に随分痛く、苦しいのでしょう。仰向いた彼女の表情は、見ようによっては微笑んでいるようでもあり、泣いているようでもありました。そこには、苦痛と恍惚の高まった一致があったのです。全身を苦痛に悶えさせて、それも些かも右手を弛めない気力の凄まじさ。
「なんのッ、こ、これしき……ウムッ!まだ!むッ!」
何一つおおい隠すものない全裸の立ち腹。じりじりと肌を切り裂く刃の様子がせつないまでにまざまざと窺えるのです。それを食いるように見詰める私。
「こ、これが……これが切腹、セップクう……うれしい……うッ!……うれしい!」
悶えにつれて乱れる黒髪を首をふってかきのけ、なおも右に切り進みます。
「も、もう少しよ……まだッ。か、覚悟のとおり、右、右までッ、むッ!むうッ……うッ!」
次第に進まなくなった刃に苛立つように右手に力をこめるのです。
短刀に引かれて右へ捻られる裸身を正面に据えようとして、オーバーなくらいに悶え波打つ腰の悩ましさ。引き攣った美貌、その生え際に点々と脂汗が光ります。
「なんッ、なんのッ。も、もう一かきッ……ぐッ、うッ……うッ……うむーッ!」
絶叫も切なく最後の腹をずぶずぶとえぐり続ける高梨美枝。
「うッ、ぐツッ、ぐ……ぐッ!」
遂に最後の一かきで右まで真一文字に切り終えた彼女は、短刀を深々と腹に刺さしたまま仰け反り気味に体を起こしたのです。
美しい丸い下腹部を三十センチほど心持ち右上がりに、一文字に切り裂いた見事な切腹。傷一杯に溢れて滴る血潮は、下腹も、腿も、足も、真っ赤に塗り上げ、ステージの上に紅を打ちまけたようです。すでに血だまりから不規則な流れが幾条かうねってステージを這い回り、その端はぽたぽたと水中に滴り落ち、透明な水をもやもやと赤く彩って行きます。
「き、切ったか、覚悟の切腹か、覚悟の通り、一文字に ……嬉しい……嬉しいわ……こ、これから……思いの限り……最後を飾る……は、はらわたを……」
大きくがばっと開いた傷口には、すでに左手で押えかねるほどの小腸がむっくりとはみ出しているのでした。
「こ、こうしてアッ、アーッ」
悲鳴に似た叫び、ああ、なんという気力でしょうか。
あまりのことに一瞬、「アッ」と叫んで顔をおおってしまた私でしたが、何かもっと大きな力の、とうしても見ないではいられなかったのです。
「アッ、アウッ、ウーッ、なん、なんのッ!」
脂汗に塗れた顔が激痛にゆがみ、食い縛った歯の間から漏れる苦悶の呻き、血塗れの裸身をのた打ち回らせ、なおもはらわたを……
「ああ、ハッ、あッ、あッ、あッ、ああ……」
荒い火のような吐息。俯いて傷口をみている高梨美枝の汗だらけの顔に、満足の陰りが掠めました。もう苦痛の限界なのでしょうか、予め心に決めていたのでしょうか。わなわなと膝頭が震え、暫くは必死に踏み堪えているふうでしたが、ついに膝が折れると、もう支えようも無く、スローモーション・シーンでも見るようにゆっくりと、前にのめり込むと、血の海へ両膝をついてしまったのでした。そして、一度体を支えた右手で、その美貌を起こして切なげにしかし激しく前方を見据えると、そのままがっくりとうつむくと、どうと倒れ伏し、なめらかな肩が二、三ど動くように引きっったのが最後でした。


美の極致の感じ
彼女にとって、切腹は至上の行為で、美の極致だったのでしょう。ですから、彼女がいっさいを振り切って切腹すると、覚悟してからは、切腹は彼女にとって芸術そのものだったに違いありません。数分間の血と苦悶で描き上げる至上の芸術として、それに自らの美しい裸身を惜しげなく——いや、寧ろ、喜びに打ち震えて——与えたのでしょう。


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