アダルト ボイス [萌えボイス]
 
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萌えボイス作成
 

声優名 ステ♪ [声優詳細情報]
価格 2123円 文字数 3621文字
サイズ 114282.9 KB 公開日 2021年10月5日
声のタイプ 【真面目・メイド】従者 「お初にお目にかかります。私、本日から旦那様の身の回りのお世話をさせて頂くことになりました。秋山と申します。本日は採用のお礼を申し上げたく参りました。不肖の身ではありますが誠心誠意を尽くしてお仕えさせて頂きますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。それでは早速ですがお仕事を始めさせて頂きます。 何かご所望されることはございますか?…そうですか…それではまた後程、お伺い致します」 ファイル形式 zip
売れ行き
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タイプ アダルト作品
作品内容
 琵琶湖畔怨念女腹切 今参りの局のお話 腹切場面

台詞
琵琶湖畔怨念女腹切(びわこのほとりうらみのおんなはらきり)
篠崎 陽

切腹の描写


一つ、二つ、大きく息をついた局は、ぐっと腹を突き出すようにして「うむっ」と力を 込め、切先を左下腹に押し込みました。しかし厚く柔らかな女腹は深くくぼんで刃に あらがい、切先はまだ皮肉を貫いていないようです。局が更に左手も懐剣の柄に握り 添え、ぐりぐりと刃をゆするようにしながら「う、むーっ」と力を込めると、一瞬お顔 が歪み、お口が一文字に結ばれ、ぶすっと刃が腹に入ってゆくのが傍目にもはっきりと 見て取れます。ふーっと安堵の吐息をついた局が再び「うーっ」と刃を押し込むと、一度腹肉を貫いた刃はずぶずぶと二寸近くも腹中に入りました。いかに脂の厚い女腹で も、刃は充分に皮肉を貫いて、切先は臓腑に達しているものと思われます。
存分に刃を腹に迎え入れた局は、一息つくとかっと眼を見開き、右手で中巻きを握 り、左手で刃の背を押すようにしながら、懐剣を右へ引き回し始めます。うーむ、う ーむ。局の腕に繰り返し力がこもるたびに、ぶりっ、ぶりっ、腹の皮肉が割けるかすか な妖しい音がして、じりっ、じりっと腹切刀が右へ動いていきます。刃の動きにつれて、ふ つふつと赤い線が噴き出し、それが見る見る太くなると、そこから溢れ出る血潮がた らたらと下腹の白い肌を伝って流れ落ちます。まさしく局の腹が切り開かれてゆく証 しです。初めて目にする女の腹切りに、一同の眼は一と所に吸い寄せられ、庭を吹き すぎる風も止まり、池の水も波たたず、ただ女人の腹の切り割かれる不気味な音が聞 こえるのみです。
いつしか刃は局の左腹を断ち割り、臍下一寸ばかりに達しています。下腹は切口か ら流れる血潮に朱に染まり、かすかに揺れる両の乳房と上腹部の肌の白さとの鮮や かな対象を示しています。いかに気丈な局とて、生身の体を切り割く苦痛に、眉根を 立て、押さえた吐息が食いしばった歯の間からせつなく洩れます。
ぐぐっと臍下までかき切った局は一旦手を止め、うつむいて血潮に染まった下腹に眼 を向けていましたが、両腕に力を込め直すと「むっ、むうーっ」と一気に右脇腹まで刃 を引きまわしてしまいました。新たな血潮がさっと白無垢の膝に飛び散り、局は引き 切った刃を右脇腹に止どめたまま、左手を左膝について面を伏せて暫らく苦痛をこら えていましたが、やがて面を挙げると、
「ふ、ふ、さすがに安綱よ、よき切れ味じゃ。みごとにこの腹を一文字に深々と割いた わ。この銘刀をこのまま失うは惜しい。わが果てし後は進左、そのほうに与えるほどに、 家の宝として長く伝えるがよい」
と、確かな口調で言い残しながらお腹から刃を抜き取りました。下腹の切口は上下 に捲れるように開いて、女の脂づいた皮肉が血潮を弾いて見え、その奥に臓腑とおぼし きものが妖しくうごめきながら覗いています。 「切腹は未だ半ばじゃ。このままではまだ死にきれぬわ。大舘家の女の死にざまをよく 見届けよ」
腹切った者とは思えぬ口調で凛然と叫びざま、右腹から抜いた刃を両手に握り直し て臍から二寸ばかり上に、うむ、と突き入れました。ずぶり、肉の薄い上腹部に切先 が深く入ると、右手に刃を握り、左掌を刀の峰に当て、少し反り身になりながら、ぐ ーっと腹切刀を押し下げます。腹を横に切るのとは異なり、縦に切るのは腹肉に沿っ て抵抗なく、刃は、ず、ずーっと臍のやや右を通り、横一文字の切口と交わるところ でちょっと止まりましたが、切口の下に切り込むとそのまま押し下げるように下腹を割って、くつろげた着衣のきわに覗く女の繁みまで切り込み、見事な十文字腹を切り 遂げました。
そもそも切腹とは腹を十文字に切り開いてはらわたを見せるのが古式の正しい作法 とされています。しかしこれはひとかどの武士でもなかなかに仕遂げ難いもの。それを 局は女の身で見事にやり遂げたのは、まさに大舘家の女としての誇りに恥じぬ壮烈さ です。深々と十文字に切られた局の腹は、がばっと四方に捲れるように開いて、腹奥に 秘められたはらわたが血潮をはじいてぞろぞろと溢れ出し、その中から艶やかな桜色 の小腸が一塊となってだらりと垂れ下がりました。
「ぐっ、ぐうーむ」さすがに気丈の局もたまらず、下腹の刃を抜き捨てるとがっくりと 首を垂れ、両手を血に染まった膝についてぶるぶると身を震わせながら肩で息をついて います。そのさまを見かねた進左衛門が、
「お見事、ご切腹はもはや充分。御介錯つかまつる」
声をかけて立ち上がろうとするのを、顔を挙げた局は凄まじい形相で睨みつけ、 「さがれ、下郎の介錯など無用じゃ。この身の始末は己でいたすわ。うっ」
叱咤すると残る力をふりしぼって身を起こし、左手で体を支えると、真っ赤な花のよ うに大きく開いた腹の中に右手をずぶと突っ込み、うおおお...と呻きながらしばらく はらわたをまさぐっておりましたが、やがて残る腸をつかんでずるずると引き出しま した。異様な形をした太い腸管は、真冬の冷気の中で薄い湯気をたてながら滑り出し、 局の股間を満たしてむくむくとうごめいています。
「う、上さま…お、お......」
かすかに唇を動かした語尾が途切れると、局の顔が急激に土色に変り、上半身がふらふらと揺れだし、やがてどっと前のめりに倒れ、ついでごろりと右にまろび、やや仰 向けになったままびくびくと手足を震わせていましたが、次第に動かなくなりました。 大量に流れ出した血潮とはらわたが、寒気にふれて急速に体温を奪い、眠るが如く絶 命されたものと思われます。お腹の切口から一塊となって溢れ出た腸管はほどけて長 く地を這い、まだ残る局の情念を示すように、ぬめぬめと動き続けています。


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