アダルト ボイス [萌えボイス]
 
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萌えボイス作成
 

声優名 夜尋 [声優詳細情報]
価格 1000円 文字数 8314文字
サイズ 55878.3 KB 公開日 2015年8月31日
声のタイプ - ファイル形式 zip
売れ行き
 この作品の販売回数 : 4回
タイプ アダルト作品
作品内容
 同人サークル「まほよば」様の小説、「魔法少女と呼ばないで after」の一部を音読したものです。端役を含めれば一人四役でした。

台詞
魔法少女と呼ばないで after 第七話 「初めてのデート」 中編より抜粋

「ユキノならいい姉さん女房になれるだろうな。ちゃんと幸せにしてやれよ。あ、結婚式には絶対呼べよな。ウエディングドレス姿のお前を控え室で犯したいから。その時孕ませてやっからな」
そう言って楽しそうに笑う七雄の横顔を眺め、どうしてこんな男から離れられないのだろうと自問する。
しかし答えはない。
代わりにそんな言葉で、ショーツをじっとり濡らしてしまう始末。
「お。中学生が一杯居る。修学旅行か? 坊主頭ばっかだな。いいね。青春まっさかりじゃん。しかし男しか居ねーぞ。男子校か? うーん……おいユキノ。次にトイレいったやつ逆ナンして童貞奪ってやれよ。東京着くまで目標五人な。ちゃんと生でやらせてやれよ。折角の初体験なんだからしっかり女の良さ教えてやれ」


新幹線のトイレ。
膝まで下がったジーンズから零れる太股はあくまでしなやかに美しい。
突き出された臀部は見事に引き締まりつつも、左右から掴む手の平を柔らかく受け止める。
カットソーがおへその辺りまで捲れたユキノの半裸を、立ちバックで犯す中学生男子は、まだまだニキビ跡が残り眉毛もぼさぼさの腫れぼったい容貌をしていた。
背丈もユキノとそれほど変わらない。
その朴訥とした見た目と同様に、うぶな腰つきは不慣れなピストンを続けるが、それでも少年は今の自分には高嶺の花どころか全く縁の無い、スタイリッシュに洗練された目の前の女体に没頭する。
突然舞い降りた奇跡。
その柔さ。
暖かさ。
かぐわしさ。
耳をくすぐるような甘い声。
全てが未知の快楽。
自慰とはまた別の、オスとしての本能を満たす行為によるたかぶりに、少年は不器用ながらも荒々しく腰を打ち付けていく。
揺れや音など気にもしない。
もうその白い肌と肉を堪能しようと、ひたすら目の前の、初めてのオンナに集中する。
「んっ、んっ、ふっ、くっ……どうだ?」
「あ、あったかいっす」
「ああ、君のも、あっ、はん……熱い、ぞ」
まだ未成熟な男根だが、それでもその青臭い硬さだけで、ユキノは充分に女としての悦楽を与えられる。
「あっ、あっ、あっ、あっ、で、でそうか?」
しかしユキノは自分の事は二の次と、少年に最高の初体験を与えんがために彼の動向を気遣う。
不慣れなためか不規則なリズムや強弱で突き入れられる男根から、少年が射精に向かっていることを膣肉から感じた。
彼女にとっては造作も無いこと。
七雄は童貞の男を見ると、女をあてがってやりたくて仕方が無くなる嗜好があった。
女を愉しむことを、同胞である男に知って欲しいと純粋に願う。
大抵はユキノがその役を頼まれる。
というよりも、仕込まれた。
初めての女として、どういうふうに手ほどきをすればいいのかを。
ユキノは七雄に気に入られるために、忠実にその教えを守っては、数々の少年に自らのほどこしで階段を一歩昇らせてあげた。
その数は両手両足では到底数え切れない。
自分を幸せにしてくれる恋人の存在に胸を痛めながらも、自分を求める男の欲求に応えてあげたい本能に抗えずにいた。
「は、い」
「いいぞ。好きな時に出せ。君が射精したい……と思った時に…………んっ、あっ、はぅ…………好きなように出せばいい。今だけは、私のおまんこは、君の童貞ちんぽのものだ。君の筆下ろし専用の……初体験おまんこだ…………あっ、あっ、ん…………あ、それっ、い……あっ!あっ!あっ!」
「お姉さん、やばいっす」
自分の手とははるかに遠い絡みつくやわ肉の感触。
女のからだ。
あまりの快感に顔が歪む。
夢かと見紛うほどの幸運。
生殖行為という本能による使命感は、頭の中をかつて経験したことのないほどの至福で膨張させる。
「いっ、あっ、あっ……い、いいぞ、出せ。何も考えず、気持ち良く、初体験を済ませろ。トイレを済ますように、私のおまんこで、ザーメンを処理していけ……はっ、んっ……ほら、どうした? もう君の童貞ちんぽは、ザーメン出したくて……ぱんぱんだぞ…………初めて女を知って……種付けしたくて、必死じゃないか……我慢するな」
「ああっ! もうやばい!」
少年は男の欲望に身を任せ、本能に忠実なまま、ユキノに男根を力強く打ち付ける。
狭い個室の中、ユキノはそれを根元まで受け入れるようにぐいっと腰を突き入れた。
「ああ、来い……受け止めてやる……童貞ザーメンで、きみ専用の筆下ろしオマンコを、染めてみろ……きみのモノに……してみろ」
丁度二人の腰の押しひきが重なり、彼女の膣が少年を根元まで受け入れ、ぴったりと下腹部が密着する。
「あああっ!」
びゅる、びゅる、と粘液状の濃い精液が膣壁を叩く度に、ユキノは「ふあ……あっ、ん」と彼の初体験を祝うように甘い吐息を漏らす。
今だけは、少年を満足させる為に没頭する。
女を知ったばかりの男に、蹂躙される敗北感に悦び打ち震える。
「はっ、はっ、はっ……んっ…………まだ、出せるだろ?」
「は、はい」
少年は殊更強くユキノの臀部を鷲づかみにして、自らの肉棒をその柔い性器で包ませるように、ぐぐっと奥まで腰を突き入れた
「ひゃっう……そ、そうだ……全部、出していけ……初体験オマンコに……童貞ザーメン……残さず、な……修学旅行中、オナニーなんかせずに済むくらい……全部、処理していけ」
ユキノは下腹部に力を入れると、少年の根元から搾り取るように締め付けた。
「ああ」
少年は苦痛とも取れる声を出す。
ユキノは力を緩めると、今度はその肉壁を使って、男としての使命を果たしたペニスを労うように、ゆっくりと腰を前後させた、
「やっ、ん……おめでとう…………立派な、交尾だったぞ……これで君も、男だ」
少年は離れると、腰を突き出したままのユキノに、「あざーっした!」と心からの感謝を込めて頭を下げた。
感激のあまり涙すら浮かべている。
そして「あの、俺も記念写真いいっすか?」と尋ねる。
「……ああ」
ユキノは立ちバックの体勢のまま、両手で左右から陰唇を広げる。
すると一人前の男を育てた証明として、彼女の膣から白い精液が垂れ、それは両膝で引っ張られ広がっている下着に垂れていった。
黒いショーツのクロッチ部分には、既に何人分もの白い粘液が盛大に溜まっている。
少年はその様子を写メで撮ると、もう一度「あざっした!」と勢い良く頭を下げると、しばらく静止したまま、おそるおそる顔を上げる。
「……あの」
「なんだ?」
ユキノは首だけで振り返ると、射精直後とは思えないほど、ビキビキと音を立てるように勃起し続けた男根を確認する。
ふ、と鼻で笑うと
「まだまだ喰い足りない、といった様子だな…………もっとオンナを味わいたいか?」
と優しく問い掛ける。
清涼な水澄ましを連想させる年上の美人に、そんなふうに囁かれてはたまらないといった様子で頷く。
「気兼ねなどするな。見えるだろう……きみが男になった証だ」
そう言って彼女は膣から漏れる精液を見せつけるように、さらに陰唇を左右に広げる。
「君が、君のおちんぽが、モノにしたオンナだ…………遠慮は要らない。君が好きに使っていいんだ」
その爽やかな風貌から想像も出来ない妖艶な声に、少年はごくりと喉を鳴らす。
「……俺も、こっち……いいですか?」
たじろぎながらユキノの尻穴を親指の腹で撫でる。
既にだらだらと精液を流す肛門。
別の男に犯された肉穴。
自分もそこの柔さを知りたい。
他の同級生が先に経験したその場所を、自分も貪りたい。
好奇心と興奮で、少年の亀頭はさらに膨れあがる。
ユキノは自分の肛門を食い入るように見つめる少年に対して微笑みを浮かべながら、
「言っただろう? 気兼ねなどするな。目の前のオンナは、君が立派に屈服させた獲物なんだ。男として……存分に味わえ」と囁く。
少年は熱病に冒されたかのように、再び膨張しきった亀頭をユキノの肛門に押し当てる。
膝まで下がったジーンズのポケットが震えているのが、白濁液が伝っているあらわになった太股を通じてわかった。
きっと携帯へのメールだろう。
自分のことを常に想ってくれている人だと直感的にわかった。
自分のことを想いながら文章を綴っている間、名前も知らない少年を男にしてあげている事に胸を痛める。
しかし今だけは、雄を育てる雌の責任を全うする。

遠く離れた場所で、なかなか返信が来ない携帯を何度もちらちらと確認する青年がいた。
彼の友人がその様子をからかう。
「またユキノ先輩か? 好きだね本当」
「ん、まぁね」
冗談交じりのその声にも真面目に返答する。彼の恋人に対する真っ直ぐな気持ちがそれだけで窺い知れる。
「一回振られたのに再アタックの甲斐あったよなぁ」
「やっぱり男は誠意だよ誠意」
「でも実際、別れる前より向こうからの愛情感じるんだろ? やるなぁ」
「そうなんだよな。前は恥ずかしがってしてくれなかった手を繋いでのデートしてくれたり、やたら手編みのセーターとかマフラーくれたりとか。すっごい高価なものプレゼントされたりな」
「ちょっと重いくらいだな」
「いやいや。どんな重い愛でも受け止めるよ俺は。ユキノ先輩は俺の全てだからな」
青年ははにかむ。
勿論ユキノの恋人に対するそういった行動は、七雄の命令などではなく、純粋に彼女自身の愛情からによるもの。
しかしその愛情の源は、やはり彼に対する罪悪感が大きく占めていた。

狭い個室。
狭い肉穴。
ユキノと少年は、狭い世界で繋がる。
二人きりで。
これ以上ないほど深く密着して。
少年の屹立した男根は力強くユキノの肛門を押し広げては突き刺していく。
「あっ、あっ、ひっ、あっ、いっ、ぐっ……ひぃ、ひっ…ん」
一度オンナを知った少年は、女体に対する遠慮も恐れもない。
「いっ、いいっ! あっ、はっ……そうだ、それ、あっあっあっ!」
既に同級生の精液で満たされた肉穴に対する不快感も無い。
「ど、どうだ? 女は、性器だけじゃなく、身体全てで男を悦ばすことが出来るんだ」
むしろそれを全てかきだし、自分の精液で上書きしようという狩猟本能に掻き立てられる。
「だから、君も……あっ、ひ…………私の全てを使って……愉しめ……自分がモノにした雌で……好きなようにシコっていいんだ、ぞ…………あっ!あっ!あっ!ひ! ……んっ、はぁ……はっ…………自由に、雌を使って……ザーメン処理する……それが……んっ…………強い雄の特権……だ」
先ほどとは違い、排泄器官に熱い肉棒を挿入されたユキノの声色にはもはや余裕は無い。
それが少年の本能をさらに沸き立たせる。
もっとこの雌を蕩けさせたい。
その一心で腰を振る。
しかし未知の肉の感触は彼を簡単に射精へと誘う。
「お、お姉さん……うう……入り口だけすごいキツくて……ああ……もう出そう…………お姉さん、いいっすか?」
切羽詰まった初心な男の声に、ユキノは「ふっ」と笑う。
まるで可愛がっている弟を愛でるかのような微笑み。
「律儀なやつだな、君は……きみはトイレで用を済ます時……はっ、ん………いちいち、便器の許可を……取るのか?」
「そ、そんな」
「今……きみが犯しているのはなんだ?」
「お姉さんの……お尻です」
「違う……きみ専用の、肉便器だ…………おまんこと同じで、君のザーメンを処理するための、肉穴、だ…………さっきと同じように、好きに出せばいい…………あっあっあっあっ! そ、そうだ……気持ち良い射精のことだけを考えて、腰をふれ……私を、使え……きちんと、受け止めてやる、から、な……………………あっ!あっ!あっ!あっ! 急に、そんな……あっ、いっ!いっ!ひっ、んっ!ひっ!ひっ、ぐぅ!!!」

トイレから出てきた男子学生のニキビ跡が消えない顔は、どこか精悍めいた威風堂々さすら感じる。
それを横目で確認すると、七雄はうんうんと、感慨深そうに頷き、
「これからも精進しろよ」
と一人優しげに呟いた。
それから
「あ、そういえばユキノから目を離すなって言われてたっけ」
とユカリからの指示を思い返すと、トイレの方に目を向ける。
すると先ほどの少年と同じ制服を着た、しかし髪の毛を染めた不良風の少年二人組がにやつきながらトイレに入っていく。
わるぶってはいるものの、女とは縁が無さそうな、あくまで不良ふうなだけの少年。
七雄は彼らの事も愛らしく思う。
それを見届けると、「ま、いいか」と外の景色に目を向けて、
「頑張れよ、少年」
と穏やかな笑顔を浮かべた。

新幹線が東京に到着する。
「さぁて。まずは浅草にお土産買いにいくか」
「いや。お台場だろう」
「あ、そうだった。……つうかユキノ。何でお前そんな内股なの?」
「お前がっ! ……馬鹿!」
七雄の背中を叩くユキノのジーンズの股ぐらは、二つの穴から漏れ出た精液でじっとりと湿って色を濃くしていた。
自らの命令でそんな醜態を晒しているユキノには目もくれず、七雄は腕をまくって意気揚々と口を開く。
「さぁて。チエちゃんにいいところ見せにいくか」


魔法少女と呼ばないで after 第十話 「実戦デビュー」 前編より抜粋

リンコは腕を組み、真っ直ぐ東京の夜景を見つめた。
背後からほどなくパンパンパンと乾いた音が聞こえだしてくる。
しかしそのリズムはあくまで単調で、相手の快楽など一顧だにしない、ただただ自身を慰めるかのような身勝手さが垣間見えた。
「あ〜、気兼ね無く腰振れるってやっぱ良いわ〜。やっぱりお気に入りが相手だと気ぃ遣うからさ〜。達成感はあるんだけど肩凝んだよ。たまにはこうしてオナホで好き勝手シコりたいってのも男の性だよな」
「んっ、あっ、はぁ、あっ……役に、立ててる、あっ、ん……ようで、光栄……だ…………あっ、あっ、あっ、んっ」
「何勝手に喋ってんの? オナホでオナニーしてんのに興ざめさせんなよ」
「す、すまな……あっ!あっ!あっ!あっ!それ、深いっ!あっだめっ!」
「だから五月蠅いって。お前の喘ぎ声なんて聞き飽きてんだからさ。耳障りなだけなんだよ」
「んっ、く……ぐっ……ふぅ、うっ……あっ、ぐ」
「ほらほら。我慢出来てねーじゃん」
「はぁっ、はっ、んっ、はぁ、んっ、くっ、ふ」
「俺がシコり終えるまでくらいも我慢出来ねーの? もうオナホも失格だなお前」
「やっ、それ、は……くっ、ぐ」
ユキノは壁についた両手のうち片手を口元に引き寄せ、それを強く噛みしめた。
「そうそう。そうやって心を下に置いとけよ。アヘっても忍び。くノ一なんだからよ」
「ひっ、ぐぅ、んっ、くっ、ぐっあ」
「全然声漏れてんじゃん。リンコが見張りしてんのに邪魔しちゃ駄目だろ。ほら、謝れよ。オナホなのに騒がしくしてごめんなさいって」
ユキノは手を口から離す。
歯形がつくほどに噛みしめらていた。
解放された口はだらしなく開き、その瞳も普段の整然とした佇まいを失っている。
「あっ、ん! リ、リンコ……すまない……哨戒任務の傍らで……こんな、邪魔を……あっ!あっ!あっ!」
「俺にも言う事あるだろ?」
「いっ、あっそこ、イイっ!あっあっいっ!」
「だから勝手によがってんなって。お前が気持ち良かろうがどうでも良いんだよ」
「す、すまな、あっ、それ、だめっ、あっあっあっ! やっ、はぁ、はぁ……んっ……すま、ない……オナホおまんこが、勝手に取り乱して、しまっ、あんっ!あっ!あっ! タ、タクヤの、オナニーのために、ある、穴なのに……気持ち良く、なって、すまない……あっあっあっあっあっ! 駄目、イクっ、イクっ、オナホールなのに……イっちゃう!!!」
ユキノの突き出した腰が激しくがくんがくんと上下に揺れる。
しかし七雄のピストンにそれを鑑みる様子は見られない。
一定のリズムで腰を前後させ続ける。
「マジ不良品だなこのオナホ」
「ひっ、いっ、いっ、だめっ、だめっ、イッてる、タクヤ、イってるからぁっ」
「だから何だよ。知らねーよ。お前は俺が気兼ね無くスッキリ出来るまで股開いてたら良いんだよ」
「あっ!あっ!ぐ、ひぐっ、ひってる、おまんこ、まだっ、きてるっ!」
「ほら腰落とすなって。マジでもう捨てるぞ」
「ひっ!ひっ!あひっ、ひぃっ、ぐっ、あいっ、あっあっ!あっ!ひっ!」
絶頂の最中も淡々と膣奥を抉られ続けるユキノは、全身を大きく痙攣させる。
特に膝はがくがくと笑い、今にも突っ伏しそうなほど。
両手で掴んでも暴れるように震える細い腰を見下ろす七雄は舌打ちをする。
「そんな締め付けてきてもお前のまんこなんてこっちはもう飽き飽きしてんだからさ。せめてじっと大人しくしててくんない? もうお前の女としての価値ってそれだけなんだから」
「ひゃっ、はぅ、あっ、うっ、く」
「男が好きなようにちんこ擦ってさ、小難しいこと無しで気軽にザーメン捨ててけるってだけが、お前のまんこの価値じゃん?」
「はっ、はっ、はっ、んっ、や……そん、な……」
侮蔑の言葉を並べられて碌に返事も出来ないユキノの代わりに、彼らに背を向けて給水塔の上であぐらをかくリンコの奥歯がぎりっと憤怒の音を立てる。
出来れば今すぐ彼らの元へ降りて七雄を殴りユキノの手を引いてこの場を立ち去りたい。
しかしそんな事をしても根本的な解決にならないのは彼女もわかっている。
なにより七雄のこの行動が、自分を挑発している意味合いを含めていることすら理解していた。
「ったく。休憩欲しいか?」
ユキノは声にならない呼吸を続けながらコクコクと頷いた。
「携帯貸せ」
その言葉に従い後ろ手で七雄に携帯を渡すと、つま先立ちで膝をやや曲げたまま、後ろから貫かれた状態で両手を再び壁につくと、犬のような浅い呼吸を繰り返す。
七雄はユキノの携帯をいじると誰かに通話をし出した。
相手が出る。
「あ、もしもし? ユキノの彼氏さん? いや実は俺ユキノの従兄弟で……いえいえこちらこそ初めまして……そうそう、今東京で親戚一堂に会してて、それでユキノが携帯忘れたまま
出てっちゃったんですよ。それでどうしたもんかなって思ってたら着信履歴に『彼氏』ってあったから、一応お伝えしとこうかなって思って……ええ……でも今思えば家族に連絡すれば良かったですね。いやぁ今俺酔っちゃってるから。あはは」
七雄は芝居染みた陽気な口調で話を続けながら、一旦膣からペニスを引き抜くと、今度はその先端をアナルに押し当てる。
ユキノの腰がぴくりと動くが、やがてその菊門は手慣れたようにくぱぁと柔らかく七雄を飲み込んでいった。
いつ如何なる時、どちらの穴を求められても良いように、綺麗にしておくようにとの言葉をユキノは律儀にも守り続けている。
七雄は暇になると彼女を呼び出し、街を歩く適当な女性経験に乏しそうな男を逆ナンさせるのは日常的な遊戯であった。
大抵七雄はどちらの穴も使って愉しませてやってこいとの命令を下す。
その結果しっかりと肉厚に腫れ上がった狭い粘膜は、主人とも言える七雄の性器をいとも簡単に飲み込んだ。
「いやぁしかし自慢の彼氏みたいでね。クールそうに見えるユキノがあんな惚気てくるなんて驚きましたよ……いやいや本当本当」
気さくな笑い声を上げながら、七雄はゆっくりと腰を前後させる。
下腹部を叩き付けて音を出さないよう、ゆっくりとカリで菊門を盛り上がらせては、やはりゆっくりと奥まで挿入しながら電話での会話を楽しむ。まるでアナルを犯すことを会話の肴として楽しんでいるよう。
「本当良い娘ですよユキノは」
穏やかなピストンの度に、にゅぷ、にゅぷ、と控え目な粘り気のある音が結合部から響く。
「絶対良妻になれますよ。従兄弟の俺が保証しますって。マジでマジで」
腰を引くと肉穴がカリに纏わり付き隆起する。
七雄は携帯を口元から離すと、
「もうすっかりびらびらまんこにケツ穴もゆっるゆるだけど」
と声を潜めて笑った。
「それじゃこの辺で……ええ……この携帯はなんとか返しときますんで……はーい」
電話を切ると
「ほら、お前がだらしないから、代わりに彼氏が相手させられたじゃん。申し訳無いと思わないわけ? 彼氏もまさか電話中の相手が、彼女のケツをちんこでほじってるなんて想像だにしてなかっただろうよ」
と嘲笑うと身勝手なピストンを再開する。
「あっ!ぐっ!……んっ!はっ!あっあっ!」
既に二度射精しているはずの肉棒は、剛直に屹立してユキノの尻穴でぐっぽ、ぐっぽと音を鳴らした。
「あっ!ひっ!いっ!いっいっ!あっひ!」
ユキノは再び昇り詰めていたが、そんな事お構いなしにと七雄は予告もせずにそのまま果てた。
殊更強く下腹部をユキノの臀部にびたん、びたん、と数度叩き付けると、「ふぅ」と息を吐き、何の感慨も見せずにユキノから離れる。
同時にユキノはどさりとその場に膝をつき、尻穴から屋上の床へ精液をどろりと垂れ流した。
はぁはぁと息を荒げるユキノには一瞥もせず、七雄は伸びをしながら
「ん〜。まぁストレス発散にはなったかな」
と声を漏らした。


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